伝える事の難しさ
伝える事の難しさに今日も直面する。

モノを作る上で、要望する側と作る側は、
どれだけ立ち位置が同じ場所になれるかで
出来上がるモノが決まると思っている。

より良いモノを作りたい場合は、要望する側が
作る側にそれがどういうモノなのかを
分かり易く伝える事が最も重要になる。

そこには作る側の技術力や知識、意欲や
取組む姿勢などなど様々な壁があったりするが、
立ち位置が違い過ぎるとおかしな事が起こる。

依頼したモノの仕組みを確認するだけで、
意味の無い言い争いを始めたり、
どうしても明確には出来ないグレーな部分を
明確に出来ない事を責任転嫁されたり。

不思議と本来の「作る」事とは全く関係が無い
人間特有のマイナスの事象を生み始める。

こうなってしまうと、理屈での話は出来ず、
ただ一方的なモノづくりが行われ、自己満足だけの
芸術品が出来上がったり、話自体が無くなったりする。

「技術」や「知識」があればある程、
「当然」という意識に囚われ、知らない間に
抜けられなくなっている事がある。

勿論、「技術」や「知識」があるからこそ、
その問題を見る事が出来て、考える事も出来る。
これはとても素晴らしい事なのだが、方向を間違えると、
「知らない・従わない事が悪」の様な話に
捻じ曲がったりする。

自己完結型のモノづくりなら問題は出ないが、
共同のモノづくりだと、そもそも作る事すら成り立たず、
大問題に発展しかねない。

要望する側、作る側どちらにも当てはまる話だが、
要望する側は「伝える努力」、作る側は「知る努力」を
怠らない事が「良いモノ」を作る上での最低限のマナー
ではないかと感じる。

そういう意味では今日はとても残念な気持ちになった。

良いモノを作る為、改めて自分の伝える能力の
足りなさを実感した日だったが、生み出される
モノが「良いモノ」である様に、今後新しく
生み出すモノが「良いモノ」になる様に、
今想う立つ場所や考え方を大事にして
自分自身を磨いて行きたいと思う。
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